🐬調餌室って??

『調餌室』(ちょうじしつ)


…調餌室って?🧐

普段、イルカたちが食べる魚を準備・保管しているのが調餌室です。

『調餌室』と書くように、学校でいう調理室、お家でいう台所のようなもの。

お家でご飯を作る(調理する)ように、イルカたちのご飯を準備することを『調餌』と呼びます。

朝、みんなよりちょっとだけ早く出勤した調餌担当が、その日のイルカたちの1日分の魚を準備しています。

イルカパークでの調餌は、自然解凍した魚を1本ずつ丁寧に洗うところから始まります。
とはいえ、1頭あたり約10㎏の魚全てを1本ずつ洗っていては時間がかかりすぎてしまうので『オゾン水』を使って洗浄します。

コロナ禍で何かと話題の『オゾン水』聞いたことある人も多いのではないでしょう?

オゾン水とは、名前の通りオゾンを溶かした水です。高い殺菌効果があるのです☝️

ここで魚の表面の汚れや、氷などを落とします。同時に魚の良し悪しをみて選別をします。

エラの色、内臓が傷んでないか、色々なところを見て判断し、傷んでいる魚、傷のついた魚、つぶれてしまった魚などははじかれます。

選別し終えたら、いよいよそれぞれ決められた量を計量・配分して完成です✴️

さあ、このBOXを持ってイルカたちが待つ海へ行きます。トレーニングの始まりです。
イルカたちは今日もたくさん運動してたくさん遊んで、1日を楽しみます🐬🐬

トレーナー:上谷

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